【豆知識:水道橋】

 

静岡市に水道橋が多くあり、その数約860橋!水道橋は、山や谷を越えてお水を運ぶための橋です。水道橋は水道管ともいいます。長さやパイプの直径も異なり、お水を運ぶために必要不可欠な橋です。また、静岡市は、大小の橋が多くあり、よく観察すると近所の橋が水道橋だったりします。

青い太線は全て静岡市の川になります。実際に地図で確認すると驚きですね。

 


【豆知識:耐震性貯水槽】

 

静岡市には、災害時でも飲み水として使うことができる耐震性貯水槽があります。

耐震性貯水槽とは、水が循環するよう水道管の途中に設置されているため、災害時でも飲み水として利用可能です。

その容量は1基あたり100トンで、約5000人が使う7日間分の水をまかなえます。

今回、清水区に派遣された給水車は最も多い日で日本水道協会が54台、静岡市が10台、自衛隊が11台などあわせて82台。全部で1日270トンほどの水を給水できたことになります。

ちなみに、三保半島で耐震性貯水槽が2つあります。

 


【豆知識:水の節水】

 

断水になると水が使用できず、日常生活に支障がでる。飲料水や生活用水など、最低限の水を確保しておこう。

水道から水が流れる場合は、ペットボトルやお風呂にためる。飲料水や給水タンクを備えや対策として、用意しておくと安心。また食器を汚さない方法や、トイレの使い方など、基礎的な知識を身につけておけば、いざという時も冷静に対処できます。

 

ちょこっと豆知識❶

日常生活の水道用途 使用の割合
   トイレ 28%
   お風呂 23%
   炊 事 22%
   洗 濯 16%
   歯磨き 7%
   その他 4%

・日常生活でのお水の利用配分がわかります(通常1日平均200ℓの測定あり)中でも、水洗トイレで使用する水量が最も多いと言われます。

 

ちょこっと豆知識❷

トイレタンク内に入れることによって節水がされます。

トイレタンク内に入れるアイテム (¥500〜¥3000でホームセンターで購入できます。)

 


【豆知識:誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)

 

台風・災害直後の健康被害に注意

災害時、とくに高齢の歯周病患者は要注意。

 

誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)は、食べ物や唾液などが、食道ではなく誤って気道に入り、唾液に含まれる口の中の細菌が肺に流れ込んで炎症を起こして発症します。

実は、これらの原因菌には歯周病菌が多く、歯周病の患者は、病原性の高い菌の種類と量が多い為、誤嚥した際に炎症を起こしやすくなります。歯周病は、痛みなく進行するため、自分では気づきにくい病気。また、誤嚥性肺炎はお口の機能が弱りがちな高齢者に多いのですが、一度の誤嚥で発症するのではなく、誤嚥を何度か繰り返した後に発症します。

災害時に、断水などで歯みがきの頻度が減ることで細菌が増えやすい状態にあります。食べ物や睡眠が不足して体力が弱まると、お口の機能も弱り、増加した細菌を誤嚥しやすくなります。

つまり、歯周病患者で普段から誤嚥を繰り返している方ほど肺炎発症のリスクが高いと言えます。

日頃のお口のケアが、肺炎リスクを軽減します。災害時に誤嚥性肺炎にかからないためには、平常時からお口の中を清潔に保ち、お口の不具合を感じなくても定期的に歯科医院で歯周病の有無を見てもらうことが重要なのです。

近年はコロナ禍で、外出や人に会って話をする機会が減る傾向にあり、足腰だけではなくお口まわりの筋肉も弱りがちで、ますます誤嚥しやすい環境にあります。また近年、台風や集中豪雨が大型化し、災害発生の頻度も高まっています。ぜひ、普段からお口の健康を大事にしてください。

 


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