【質問コーナー 〜沖縄県在中(高校生)より〜】

高校生
高校生
ネットニュースで、静岡市清水区の台風災害を見ました。台風は恐ろしいと思いますが、どうしてこんなに被害が大きくなったのですか?
被害拡大にはいろいろな原因が要因としてあります。

簡単に言うと、細い島の沖縄本島と違って静岡県は面積が大きく広範囲で雨が降ります。結果、氾濫・決壊・崩壊につながり川下の地域の住宅街や道路まで土砂・折れた木などが流れ込み被害が大きくなります。

advanceKスタッフ
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高校生
高校生
静岡市は台風で、なぜ断水被害が多く起きたのですか?沖縄では、断水が起きても、普通に蛇口から水が出ます。

静岡市は大小の川が多くあり、そのために橋も数多くあります。橋の中でも「水道橋」と言う水道管橋が約860存在します。

2022/9月に台風15号で1本の水道橋が崩壊し、約6万3千世帯が約13日間断水になりました。大変、住民は非常に困りした。

そこで、沖縄と清水区の断水地域の「どこが、何が」違うのかを説明します。

※沖縄では蛇口から水が出るのは「貯水タンク」が設置されているからです。
一般的に、戸建て・集合住宅は、ほとんど貯水タンクが設置されています。サイズも2トン〜何百トンまであります。静岡市では、集合住宅の貯水タンク設置は確認できますが、戸建ての(飲み水用タンク)は、ほとんど無いのが現状です。なので、断水被害(水不足)が大きくなってしまいました。

貯水タンクの水は衛生的で飲み水・生活用水に使えて、普段通り蛇口から水がでてくる仕組みです。

(停電でも普段通りお水がでます)

advanceKスタッフ
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その仕組みについては、※「断水の備え

 

高校生
高校生
ご回答ありがとうございます。事情が理解できました。では最後に、台風は毎年発生するとおもいますが、今後の対策はどう考えていますか?

advanceKでは、断水対策として「災害地域を中心」と周辺区民の皆様に、一軒でも断水でお困りにならないように、貯水タンクの普及活動を手掛けています。
advanceKスタッフ
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